処遇改善とカスハラ対策強化を

医労連は、4月23日に第2次統一行動として、愛知県に医療・介護労働者への処遇改善と、カスハラ対
策強化を求める要請書を提出し、記者会見を行いました。
記者会見では、春闘アンケートで県独自に取った離職に関する質問で「仕事を辞めたいと思うか?」の
質問に対し、「いつも思う」と「時々、思う」看護師の74.4%が回答、最も多かった理由が「カスハラ含
む患者・家族からのクレーム」でした。
また、春闘の回答状況について、加盟組織の民間医療機関の賃上げ平均額が9108.3円であり、大企業の多い連合と比べて7000円以上低く、物価高の中生活が苦しくなっている。ケア労働者が安心して働き続けるために大幅賃上げとともに、ハラスメントのなくすことが必要だと矢野書記長が報告しました。
現場実態を4人の方が発言しました。
県に提出する要請書の内容について池田書記次長が説明しました。
柴田執行委員

看護師は、いくつもの業務を組み立て行う。
その都度、判断が求められるが、その一つ一つに患者の命が直結する。
今の処遇が仕事や責任に見合っていないと転職する人もいる。
資格に見合った労働環境を求める。多くの人に関心持ってほしい。
小島副委員長

介護の職場、退職者が入職者より多い。30年以上基本給変わらない。
一時金も1カ月分の賃金より少ない現状。
ミスマッチな家族からの要望に苦慮する。
新卒者が一人も来ない、非常事態。報酬を厚くして欲しい。
浜島副委員長

子育てしながら夜勤も夫の協力でこなしてきた。
患者の「ありがとう」の言葉に看護師としてのやりがい感じ続けてきた。
看護は責任ある仕事だが、全産業平均より低い賃金。賃金上げてやりがいある仕事に。
榊原執行委員

ケアマネ不足が進んでいる。介護職より賃金低いなり手が増えない。
他県では独自に処遇改善しているところもある。
一人で利用者宅に訪問するため理不尽な扱い受けることもある。簡単には断れない。
ケアマネのシャドーワーク、休みでも電話がかかる。
県としてカスハラ対策強化を
県独自の処遇改善策の実施や国に対して10%以上の報酬引き上げを求めること、実効性のあるカスハラ対策の強化を求める要請書を会見後、県の労働福祉課に提出しました。
