1500名の組織達成で、要求実現できる愛知民医労を作ろう!

8月3日、愛知民医労第7回定期大会が労働会館本館会議室にて開催されました。
リモートを含む16名の代議員、13名の役員、1名の来賓、あわせて計30名が参加しました。
大会では、愛知県医労連の矢野書記長が来賓挨拶をしました。執行部を代表して原執行委員長があいさつしました。
その後、愛知民医労の池田書記長から①24年度の総括、25年度運動方針案②会計報告・予算について提案がされました。
各組織の報告後、大会後半は「組合の見える化」についてグループ討論を行い交流しました。
議案の採択は、1号議案、2号議案とも満場一致で採択されました。
各組織からの発言

みなと生協労組からは、25春闘の闘いについて触れ、経営悪化を理由に夏季一時金0.4ヶ月削減回答にストライキを実施し、退勤時行動で一言カードを集め、粘り強く交渉を重ねた経験が語られました。
また、昨年の反省のもと情報収集を行って挑んだ新人説明会や継続的に退勤時行動を行って18名の加入に繋げた取り組みについて発言されました。

北生協労組からは、 24秋闘で予算未達成で一時金の引き下げが危ぶまれたため、「一時金引き下げ反対署名」に取り組み昨年実績の回答を引き出した経験や最低賃金改定の際に最賃以下になる人のみ時給を挙げているので有資格者との差が縮まっている実態について報告がありました。

南生協労組からは、非正規職員の日祝日手当が支給されていない事に対し要求し法人が調査することになった事や公式ラインやグーグルフォームを活用して新人さんと繋がる工夫をしていることなどの報告がされました。

名南会労組からは、プレッシャーも感じながらも、15年連続の新人100%加入達成や焼き肉屋での新人歓迎会を組合員100人規模の参加で行ったことを報告してくれました。
また、院内Webに国会行動への参加報告や団体交渉の参加呼びかけを載せていると報告がありました。

尾張健友会労組からは、24秋闘で定年後再雇用者への休日増や勤務時間の短縮について要求したことやバトミントンサークルやバスハイクなど楽しい企画で組合の見える化を行い加入に繋げていることが報告されました。
25春闘で取り組んだ退勤時行動では、人員不足や有休がとりにくいと言った声があったことなどが報告されました。
グループ討論で組織の交流

大会後半は、5グループに分かれてグループ討論を行いました。
討論のテーマは組合の「見える化」について、事前に作成してもらった各組織のバランスシートや共済の給付実績なども話し合いの参考にしながら交流しました。
グループ討論では、「新人歓迎会で組合の存在を意識できた。もっと企画をやれるといいと感じた」「退勤時行動は勤務時間の多様化で一度に多くの人と関わる難しさがある」「中途職員への声掛けが課題。先輩が後輩を企画に誘える日常的なつながりができるといい」「職場のパソコンで労組のお知らせができるのはすごい。ニュースを複数人で作成していることも参考になった」「組合員と組合の信頼をはぐくむことに繋がる」など意見が出されました。
民医労5労組団結して、がんばろう!
討論の後に、池田書記長が「組合の見える化で更にいい循環をつくり仲間を増やそう」「実際に勝ち取ったことは、たとえ小さなことでも宣伝し知らせていこう」「学習をすすめながら新しい署名に取り組もう」「お互い協力できるところはし合い、専従の力も活用して組合の見える化を進めよう」「対話を強めて、組織の早期の1000名回復をめざそう」と討論のまとめを行いました。
大会で、次期役員についても承認され、最後は、原執行委員長の団結がんばろうを行い、終了しました。