第87回定期大会開催 3年連続過去最高の現勢達成【’25秋闘速報1】

第87回定期大会開催 3年連続過去最高の現勢達成

 愛知県医労連は、7月6日、第87回定期大会を今年も過去最高の現勢12,690人(昨年比94人増)で開催しました。

 24組織から代議員、役員、傍聴を含め97名(会場82名、リモート15名)の参加で活発な討論が行われました。

来賓挨拶

日本医労連
松田 書記次長

 日本医労連から松田書記次長が参加され、物価高騰の中、医療介護職場の厳しい経営実態や他産業より低い賃金で人手不足に拍車がかかり人員確保も困難になっている。今こそ産別結集と組織拡大をとあいさつされました。

愛労連
柴田副議長

 愛労連からは柴田副議長が参加され、民間給与実態調査が50人以上の事業所になり公務員の給与も低く人材確保ができない。医労連は組織拡大でも「対話と学びあい」でも牽引しているとあいさつされました。

議案提案

矢野 書記長
西尾 副委員長

 大会では、矢野書記長から24年度総括と25年度方針、西尾副委員長から24年度決算と25年度予算の提起がされました。

あまこだ・ハートフルライフ西城新結成&争議支援の訴え

 大会では、新たに結成したハートフルライフ西城労組の紹介やサニーライフ豊橋労組の裁判報告、あまこだ労組の争議支援の訴えがされました。争議支援カンパは、24,458円が集まりました。

池田 書記次長

平和学習への参加の呼びかけ

 午後の議事では、池田書記次長より戦後被爆80年の今年、平和学習の意義や各地で開催される企画への参加呼びかけがされました。討論では、10組織、青年、女性の計12本の発言があり、春闘での粘り強い闘いや組織拡大の取り組み、労組の見える化や職場環境改善の取り組み、平和ツアーの感想などが語られました。

グループ討論

全体討論の後、臨時大会でも好評だったグループ討論を15グループに分かれて行いました。グループ討論では、全体討論の感想や自分の組合に持ち帰りたいことや活動上の悩みなどを交流しました。全員参加型の大会は、緊張感もあり他組織の活度を知れる点でも好評でした。

議案採決

 議案は、第1、第2号議案とも満場一致で採択されました。2025秋闘スト権投票を確立し、役員選挙では34名全員が信任されました。大会アピールでは、大幅賃上げ、健康で働ける夜勤規制と大幅増員、いのちと平和を守るため仲間を増やし2025年秋闘を闘おうと確認し合いました。最後は、渡邉委員長の団結がんばろうで閉会しました。

街頭宣伝・「選挙に行って社会を変えよう‼」

 大会後は、参加し、金山駅北口で7月20日投票日の参議院選挙に向け、「医療・介護を守るため選挙に行って社会を変えよう」と宣伝とシール投票に取り組みました。マイナ保険証1本化反対実行委員会の方々と一緒に総勢30名(医労連28名)が参加しました。シール投票では、小さなお子さん連れのお母さんや若い方が応じてくれました。

公開:2025年8月1日   カテゴリー: