ペイハラ対策で職員を守り離職防止につなげよう

8月23日(日) 第22回労働安全衛生学習交流集会を開催し、組織34名(うちzoom9名)が参加しました。
記念講演ではさくら総合病院の小林豊院長を講師に「ペイハラ~患者・家族からのハラスメントの実態と対策」について学びました。

相談しやすい雰囲気に
小林院長は、2011年に赴任した時に、「人が定着しないと医療のS質は向上しない」と離職防止に力を入れ、現場の方が何が不満なのかを探る中で、その一つとして、ペイシャルハラスメント対策を行っていると話がありました。
病院としてのペイハラ対策例
1人で対応せず 数が力。従業員満足なくして顧客満足なし。
①2023年院長メッセージ
断らない医療を掲げているが、何でも泣き寝入りするということではなく、スタッフの業務に支障が出るような行為は他の患者さんの不利益となること、「患者さんを守る前にまずスタッフを守ります」という内容のメッセージを出した。新入職員へのPRにもなる。
②目立つポスター
STOP迷惑行為、撮影禁止 →スタッフの安心につながる。
③コードホワイト
暴言、暴力、セクハラなどあったら応援を呼ぶ。たくさん集まってくるとおとなしくなる。数による抑止。本人ができない時も、ハンドヘルプサインをしたら周囲がコードホワイトかける。
④ペイパラマニュアル
現場職員だけで判断しない 患者さん家族だからといって迎合しない。
⑤ブラックリスト
職員への暴力などあれば、原則受け入れ拒否 稟議の上で決める。救命対象や重症など人道上必要な時は受け入れる。
⑥記録に残す 書面にする、院内にペイパラ対策をしっかり掲示
患者さんのために、しっかり記録して報告するために、録音録画しますねと言うとトーンダウンする。
グループ討論

講演の後は講演の感想交流や、職場であったペイハラ事例、どのような取り組みを行っているか等グループで話し合い、意見を出しあいました。
「今まで自分が我慢すればいいと思っていたが患者さんに寄り添うのと迎合するのは別だとわかった」「コードホワイトを活用したい」「相談できる環境作りが必要」など感想が出されました。
