地域の医療・介護はもう限界!報酬10%UPを

11月12日、日本医労連、自治労連、全大教の三単産合同での国会議員要請行動が行われ、全国から280人が参加しました。
日本医労連・佐々木委員長は、挨拶で「残業や夜勤回数が増え、厳しい働き方となっているにも関わらず、一時金が引き下がるのでは働き続けられない。これ以上退職者が増えれば、地域の医療介護は存続できない。報酬引き上げを政府に実現させていく必要がある」と話しました。
意思統一集会には15人の国会議員が挨拶に駆けつけました。
看護師は命を削って夜勤をしている
愛知から13人が上京し、愛知選出議員32人を回り、増員署名の紹介議員をお願いしました。紹介議員は5人に増えました。
紹介議員になってくれた、立憲・西川議員、共産・本村議員ご本人とお会いすることができ、現場の声を聞いてもらいました。
議員との懇談では、名市大教職員組合の看護師より「夜勤の回数が多い。定年延長で60歳以上でも夜勤やらないといけない。どこまで看護師はこき使われるのか、命を削って夜勤をやっている」と現場の人手不足を訴えました。
名南会労組のケアマネからは、「地域ではデイも潰れ始めた。サービスを探すのが大変」と地域の介護サービスの危機を訴え、緊急での報酬UPの必要性を伝えました。
立憲・西川議員と懇談

西川議員はその場で報酬10%引き上げ署名に協力していただきました。
共産・もとむら伸子議員と懇談

愛知の紹介議員5人に増

立憲・藤原議員は地元に帰っており不在でしたが、事前に訪問を伝えた際に紹介議員は応諾頂きました。
次回は3月3-4日に夜勤規制・大幅増員署名の提出行動が予定されています。
国会行動は署名がどのように国会へ届けられているかを学ぶ良い機会となります。各組合から代表者の参加をぜひお願いしま
す。
財務省前で宣伝行動

16時からは財務省前で宣伝行動が行われ、「賃上げすると約束した責任を果たせ」とシュプレヒコールしました。
