看護は芸術であり科学である

5月18日、第41回愛知医療研究集会を開催。58人が参加しました。
午前は、映画「じょっぱり」の上映を行いました。
午後の分科会は口腔ケア・ポジショニング・フットケア・地域医療の4つの分科会に分かれて、感想交流や各分野での実技、実践交流を行いました。
映画上映 『じょっぱり~看護の人 花田ミキ~』

映画「じょっぱり」は、まだポリオワクチンがなかった時代、進駐軍から治療法を学んで広め、青森のへき地での保健活動を切り開き「看護婦や保健婦は医者の言うことを聞いていればいい」と医師に言われても「看護婦は専門職です!」とキッパリ主張する花田ミキさんの信念をもった生き様に感動。皆さん涙を流していました。
終了後の感想交流では、「男尊女卑の時代に自分の意見を言っていてすごい」「貧困地域で食べたくても食べられない。現場で地域の特性を理解する大切さを感じた」「(子どもを)持ったら殺すなの言葉が響いた」と感想が聞かれました。
基調報告

基調報告では池田書記次長より、情勢やこの間の取り組みを紹介し、要求実現のため未加入の方にも仲間になってほしいと呼びかけました。
分科会
実行委員会で話し合い分科会が開催。実践的な内容が明日の仕事に役立つと好評でした。
口腔ケア

口腔ケア分科会では、口腔ケアの基礎や認知症で拒否のある方へのやり方など講演と実技で学びました。
業者の方からも口腔ケア物品の紹介がありました。
ポジショニング

ポジショニング分科会では円背・横に傾くなど現場で困っている事例を通して座位での姿勢調整を考えました。
フットケア

フットケア分科会では、足を洗い足浴・爪切りの方法・保湿クリームの塗り方・靴の履き方などを実技を通して学びました。
地域医療

地域医療は東海自治体学校の分科会とコラボして開催。
全医労愛知地区の長尾書記長を講師に病院の再編・統合問題を考えました。
医療研究全国集会
今年は6/28-29オンライン開催 申し込みはホームページから