【15.03.23】愛知県医労連2015春闘速報9 夜勤改善と大幅増員求め国会議員要請・政府交渉

夜勤改善と大幅増員求め国会議員要請・政府交渉

3月3日、自治労連・全大教・日本医労連主催による「夜勤改善・大幅増員」「憲法・社会保障の改悪阻止」三単産国会議員要請行動が開催され、321名が参加しました。愛知県医労連からは西野委員長はじめ12名が参加(全医労東尾張、全医労豊橋、全医労愛知区、国共東海、南生協、みなと生協、なごや協会、名古屋市病組、新城市職)しました。
スタート集会は、日本医労連・松本副委員長が開会挨拶を行い、参議院田村智子議員、衆議院もとむら伸子議員、田村貴昭議員、清水忠史議員、堀内照文議員、畠山和也議員(いずれも共産党)が激励の挨拶に訪れました。東海比例のもとむら伸子衆議院議員は、「2月に愛知のみなさんから、『在職死』、『乳がん』、『夜勤月9日以上の職場94%』の実態を聞いて大変驚きました。いのちを守る職場のみなさんのいのちが脅かされている。大型公共事業優先ではなく、医療社会保障予算の充実を求め、冷たすぎる国政を変えていきましょう。」と激励しました。医団連を代表して住江憲勇保団連会長が連帯挨拶をし、「軍事強化の予算捻出のために社会保障を解体し、労働法制改悪し労働強化を強い、戦争に突き進むトライアングルの関係にある。憲法・社会保障・労働の3つの改悪に絶対反対を貫こう。」と戦争する国へ向かう安倍政権の政策を批判しました。
つづいて、保団連の寺尾正之氏の講演では、「医療介護の給付抑制、医療の営利産業化の推進が始まっており、国による聖域のない徹底的な見直しと効率化に向かっている。」「今後は従来までと異なる医療の産業拡大を狙っており、こうしたしわ寄せが公的保険の縮小、地域重視の医療システムの崩壊に繋がっていく」と指摘しました。特別報告は自治労連医療部会を代表して名古屋市病院労組の小野江さんが、「看護職員の現場は、激務による身体的、精神的疲弊に陥っている」と実態調査結果をしめし、「職場環境が依然改善されていない」と報告しました。

 

 

愛知から組合員・患者さん・地域のみなさんの願い第1次分2万6千筆提出

 
集会後は、愛知選出の議員32名のうち31名の議員を訪問しました。前回2月に紹介議員を応諾していただいたもとむら伸子議員を訪れ、愛知、岐阜、三重の「夜勤改善・大幅増員署名」を受け取っていただきました。もとむら議員は、多忙にも関わらず加盟組織の実態を、メモを取りながら真剣に話しを聞いて下さいました。全国では22万4,559筆を国会議員に託しました。愛知では現在まで組合員が知人や患者さん、街頭などで一生懸命に集めた署名は26,120筆にのぼります。5月末まで組合員1人10筆以上をめざし署名に取り組んでいきます。
現在までの紹介議員は、民主党4名、共産党29名、社民党4名、生活の党2名、自民党5名、維新の党1名、新党改革1名、無所属7名から紹介議員58名、賛同議員5名となりました。

 

 院内集会では全国の署名が山積みに

厚生労働省 看護、介護課題交渉

 
3月4日は厚労省、文部省、総務省との政府交渉を行いました。愛知の担当は厚生労働省看護、厚生労働省看護、総務省に参加しました。交渉後は全労連の労働者総決起集会を日比谷野音で行い、国会請願デモを行いました。

公開:2015年3月23日   カテゴリー: