【12.03.12】12春闘速報(9) 名南会労組 年度末一時金 昨年比+0.05ヶ月アップ 提出団交を前に8名が組合加入

名南会労組 年度末一時金 昨年比+0.05ヶ月アップ 提出団交を前に8名が組合加入

名南会労組 年度末一時金 昨年比+0.05ヶ月アップ
提出団交を前に8名が組合加入

 名南会労組は3月6日の年度末一時金回答で、昨年実績からプラス+0.05ヶ月の0.45ヶ月の回答が出ました。年度末一時金アップは2001年以来の前進回答を引き出しました。

 年度末春期一時金アップと夜勤体制の増員、賃上げなどを求めて、しばらく行われてこなかった『要求提出団交』を2/20に開催し38名が団交に参加しました。
名南会労組の年間一時金は夏季一時金1.5ヶ月、冬季一時金1.6ヶ月の支給で、春季一時金は0.4ヶ月予算の年間3.5ヶ月(昨年実績+0.05ヶ月)の見込みでした。春闘要求アンケートでは242名からアンケートを集約し、「今の職場で不安に感じること」の第1位は「一時金が少ない」(名南病院53%、ふれあい病院・かたらい・きずな61%)でした。このアンケート結果を踏まえ、職場から38名の組合員が参加し、「ふれあい病院の看護師の夜勤体制が1名で休憩もできない。」「リハビリ職員の賃金アップでモチベーションが図れるように。」「介護士の専門性が発揮のためにも看護師の増員を。」「人材確保のために給料アップを。」と切実な要求を続々と訴えました。この要求提出団交は、理事会報告でも有意義であったと評価され、労働者の要求に応えられるようにしたいと記しました。

要求実現のため要求提出団交を前に8名が組合加入

また、提出団交に向けて、職場の要求を拾い出し、ふれあい病院の医療療養型の夜勤看護体制の2名増員の要求実現のために組合に入ろうと訴えてきました。秋からのねばり強い組合加入の呼びかけに、提出団交を前に7名の看護師、介護士1名が組合に加入し、団交で発言しました。
 3月15日の統一行動は提出団交以上の大きな団交で春闘前進回答を引き出したい、と組合加入もすすめながら大奮闘しています。

 愛知県医労連の年間一時金平均は4.42ヶ月(12組合自主決着組合)です。大幅ベア、一時金の大幅アップを求めて春闘がんばろう!

12春闘速報(9) 
 
写真:名南会労組小岩委員長
 

公開:2012年4月26日   カテゴリー: