2008年・秋は、3つの署名運動でダッシュを
医師・看護師ふやせ、介護人材確保の
大幅増員運動は
2008年・秋は、3つの署名運動でダッシュを
(1)医師、医学生の署名(国会請願署名)
(2)愛知県に対する「看護師増員署名」
(3)介護労働者の改善署名(国会請願署名)
これまでの大幅増員運動の前進面を、踏まえ、いっそうの報酬アップ、法制度改正、そして職場で待遇改善をめざして、各加盟組合が、すべての職員・組合員によびかけて全力をあげて取り組みます。
第1は、「医師・増員署名」です。
政府の増員政策の転換させた社会世論の追い風を背景に、医師増員を加速させ、予算増と諸外国平均に追いつくに改善を求めます。対象は、医師・医学生の限定で取り組む署名ですので、医局への要請などで医師に呼びかけましょう。
第2は「介護労働者改善の署名」です。
今年4月の「介護人材確保法」制定で09年介護報酬アップが決定されました。財源が、国民負担や増税で行われれば、改定は小幅になり、国民の痛みによるアップでは大幅賃上げは、できません。今までの奮闘を来春等にむけ実りある前進につなげる、国会請願署名です。
看護師ふやせは、愛知県知事あての
増員署名に取り組みます
◇国会の請願採択の内容で
愛知県・看護師需給見通しの抜本見直しを求める
◇県内の看護師数を8万人に増員させる
2007年7月に開催された第166回通常国会では、人手不足から生じている医療事故を防止し、国民のための安全安心の看護体制の実現を図るために、看護師をふやす国会請願が採択されました。その内容は、(1)医師、看護師など医療従事者を大幅に増員すること (2)看護師の配置基準を日勤時には患者4人に対し看護師1人以上、夜間は患者10人に対し看護師1人以上を配置するなど抜本的に改善すること (3)夜勤日数を月8日以内に規制するなど看護師確保法等を改正することが、全会一致で採択されました。
愛知県は、県民に対する医療行政に責任をもつ立場から、先の国会での請願採択を受けて、愛知県が作成した「看護師需給見通し」をただちに抜本的に見直し、愛知県内の看護師の増員計画を立てる責任があります。ところが、計画は2005年12月に策定されて以来、見直されることなく放置されたままです。そのため県内の病院診療所、介護施設等では依然として深刻な看護師不足が続いています。
県民の安全安心の医療と看護の提供体制を県民に保障できるよう、愛知県知事に対し、以下を要求して全力をあげた署名運動を行います。
【要求事項】
1, 愛知県内の「看護師需給見通し」を国会で採択された請願内容に沿って
抜本的に見直し、看護師の増員計画を策定してください。
2, 国会で採択された看護師の配置数を確保するために、県内の看護師数は、
8万人以上にふやしてください。
(注)愛知県需給見通しでは、計画が終了する2010年には県内看護師数は約6万6千人に増加させる計画で、そのうち病院勤務の看護師は3万5千人です。7対1看護基準を急性期医療を担う病院のうち、300床程度の中核的医療機関全てで取得しようとすれば、少なくとも病院の看護師総数の1.5倍の増員が必要です。
全職員と患者、住民に協力をよびかけ、社会的世論で、政府と愛知県に改善を迫る「行動提起」
医師、看護師ふやせ、介護の人材確保を求める法・制度改正、報酬アップを目的に、これまでを超える規模で署名運動にに取り組みます。
(1)医師、看護師はもちろんですが、介護も、すべての職員を対象に組合加入を
よびかけながら、運動を広げます。(9月からスタートで役員会準備を)
(2)玄関前連続署名行動、病院・施設周辺地域署名セット配布、患者会町内会等
地域労連、諸団体団体へも要請する行動を計画しましょう(10月、11月に)
(3)11/12の回答指定日翌日の日本医労連・全国増員ストで社会的なアピールの
行動日とするため、11/10(月)~11/14(金)ゾーンで「玄関前署名行動」を
計画するなど、当日の行動内容の検討を開始し、経営者へ申し入れ・共同を
おおきく広げた取り組みとします。
08年秋・大幅増員闘争の中心行動
10/19(日)5000人・中央大集会
愛知から100名で参加予定
11/12( )日本医労連・大幅増員ストライキ
医師・看護師、介護人材確保で
報酬増、法改正を求める社会的アピール
の行動日
10/1(水)、10/2(木)、10/3(金)病院/施設訪問
求人・退職防止で懇談
11/15(土)白衣行動(200名の宣伝、署名行動)
ドクター・ナースウエーブ、介護ウエーブ
11/21(金)愛知県交渉