【08.08.29】愛知県医労連 【秋闘速報(1)】8月21日 2008年「人事院勧告」出る

8/11 2008年「人事院勧告」出る

08年秋闘速報(1)データPDF080821

医師給与は
年収で11%の大幅アップ勧告!

40時間の壁破り1日15分時間短縮
パートに給与の指針(案)
 ◆初任給→各俸給表の1級・初号俸を適応
 ◆一時金も「相当長期にわたって勤務する職員」に給付

(1) 8/11に出された2008年「人事院勧告」の概要は、わたしたちの要求に対する前進面では、医師不足や貧困と格差是正の社会的な運動、パートの均等待遇の実施の運動の成果を反映した勧告となりました。また、長年にわたる週40時間制の壁を破り、1日・15分の時短は長年の運動の成果として評価するものです。
 具体的には、(1)医師給与の特別改善(年収で平均11%引き上げ)、(2)勤務時間の1日15分短縮(これで1日あたり労働時間は、38時間45分に)、(3)非常勤職員の給与に関する指針の策定表明などです。

(2) 残念ながら、医師以外の職種のベア、一時金のアップの改善は、見送られましたが、医師不足問題の解消、パートの均等待遇改善の勧告への反映は、もとより、労働時間短縮についても、この秋からの医師、看護師、そして介護職の求人・離職防止の一時金アップの闘いに間違いなく弾みが付きそうです。一層、奮闘しましょう。

公開:2008年9月1日   カテゴリー: