名古屋市総合リハビリセンターの医療と福祉の連携を継続してください

 名古屋市総合リハビリテーションセンターは、障害のある人の相談・医療・訓練・社会復帰、その後のフォローまで、医療と福祉が連携し総合的で一貫したリハビリを35年間担ってきた県下唯一の施設です。名古屋市は2025年4月から、赤字を理由に附属病院のみを市立大学に移管し、それ以外の福祉部門と分離、デイケアや訪問リハビリ、居宅といった介護保険事業は廃止すると決め、利用者にも職員に十分な説明もなく市議会で条例を通してしまいました。長年当該施設を利用してきた障害当事者やそのご家族から医療と福祉を切り離し連携が損なわれることへの不安の声があがっています。名古屋市に声を届けるべく署名を開始しましたので、キックオフ集会への参加も含め、積極的な取り組みをお願いいたします。

                     記

1.「名古屋市総合リハビリテーションセンターの医療と福祉の連携を強化し、機能の充実を求める署名」

 取り組み期間:2024年1月から2024年4月ごろまで

 紙署名 →こちらからダウンロードしてください。

 オンライン署名→ https://chng.it/t4BGfGyK4W

2.ニュース

利用者さんやご家族から、「7年待ってやっと通えることになったのに」「ここだから意欲的に通えている」「ここはリハビリを1人ひとりに合わせてやってくれる」など声が寄せられています。

ある方は、「88歳の夫は34年ずっと通っている。言語障害があるが自分の意思ははっきりしていて、他の施設を見学に行ったけど、『あんなとこは嫌だ、閉鎖されても俺は行く』と言っている。リハビリセンターのデイケアに最期まで通うつもりだったのに、今さらこの歳で違うところに行けと言われても・・・リハセンは1人ずつの運動能力を見て訓練してくれる。突然閉鎖と言われてどうしたらいいのか混乱している。こういう運動があると今日知って正直うれしい。何かできることがあれば」と署名をやっていることを喜んでくれました。

公開:2024年1月27日   カテゴリー: