【12.10.31】第1回あいち看護要求実現交流集会のご案内

第1回あいち看護要求実現交流集会のご案内

 日夜のご奮闘に敬意を表します。
さて、職場での粘り強いたたかいを背景に5局長通知が出され、さらに日本看護協会の「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」(主な内容/勤務間隔最低11時間以上、最大拘束時間13時間)など、労働時間の改善にむけた取り組みが進んでいます。5局長通知に関わる各県企画委員会による労働時間管理責任者対象の研修会も行われています。
 日本医労連の昨年の夜勤実態調査では、勤務間隔「12時間未満」が79.3%、2交替のうち61%の看護職員が16時間以上の長時間夜勤となっており、その原因は看護職員の不足にあります。2交替、3交替の議論ではなく、「夜勤は有害業務」であることを職場の世論にし、本来の看護の専門性、看護の力を発揮するためにも勤務環境の改善が急がれます。
 夜勤・長時間労働の有害性を押し出し、「体に優しい勤務」「労働時間規制」に向けて、世論に訴えることと、職場の要求を前進させるチャンスです。
 全国では、山口厚生連労組が、「勤務間隔12時間推進。2012年1月から『日勤→深夜』を基本的に廃止」して『休→深夜』を導入し、躊躇していた組合員からも半年後には「体が楽になった」と喜びの声があがっています。少しずつ労働時間の改善が進んできています。
各組合の職場要求を交流して、医労連が掲げる、夜勤者の労働時間は1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上とし、労働環境を改善していくためには、社会世論の形成と職場での要求前進を両輪で進めていくことが求められています。
 つきましては、下記の日程で「第1回あいち看護要求実現交流集会」を開催します。夜勤の有害性を調査で明らかにした東京都立病院の大利英明さんを講師に学習と交流を深めます。積極的な参加を位置づけて下さい。

(1)日 時:11月25日(日)13時~16時

(2)参加費:無料

(3)場 所:金山・労働会館本館2F会議室(第4、第5会議室)
       愛知県名古屋市熱田区沢下町9-3

(4)内 容:1. 講演 
「夜勤の有害性を考える~夜勤改善・大幅増員で安全・安心の医療を(仮)~
 大利 英昭さん(東京都庁職員労働組合病院支部) 
 2.職場の実態交流(夜勤改善・大幅増員)

(5)規 模:100名

(6)参加対象:
 各組合役員執行部、愛知県医労連執行部、夜勤を行っている看護師・介護職員等

(7)参加要請数:
全医労愛知地区(30)、名大(5)、名市大(5)、全労災中部(2)、全労災旭(5)、国共名城(2)、国共東海(5)、健保中京(10)、愛厚労(10)、刈谷豊田(10)、南(20)、みなと(15)、名南会(15)、北(15)、尾張(15)、堀尾(2)、
済生会(5)、南知多(5)、国労(2)、なごや福祉施設協会(5)、高齢者事業団(2)、名古屋リハ(2)、名古屋公衆医学(2)、今井あんきの家(2)、ヴィオレット(2)、
自治労連(各病院支部から)(50)、各分会(1)

(8)申込み:第1次11月14日 最終11月21日 下記の別紙用紙に記入の上FAXまたはメールで申込みして下さい。

連絡先 愛知県医労連 名古屋市熱田区沢下町9-3 労働会館本館4F
FAX(052)883-6956 メールアドレス irouren@roren.net

公開:2012年10月31日   カテゴリー: