愛知県医労連、自治労連愛知県本部、愛知民医連の3団体と愛知社保協(協賛)は名古屋・栄に200名が集まり、医師、看護師ふやせ、療養型病床廃止など医療改悪反対を市民に訴えました。署名は1,100筆を超えるなど医師、看護師不足の解決を願う市民の強い願いを肌身に感じる行動となりました。
白衣の看護師さんが看護師、医師ふやせ。住民の大切な地域医療を守れとリレートークで市民に訴えました。「看護師の獲得競争で中小病院には看護師が来ない。住民にとって地域の病院がなくなったり、かかりにくくなったりするのは困る。どの病院も成り立つよう国は対応すべき。」「国は医師不足の要因を地域偏在と言うだけ、赤ちゃんを産めない不安は社会問題。国はもっと住民や医療関係者と話しあい、効果ある対策を取るべきだ。」「名古屋の市民病院で看護師定数を削ろうとしている。市民の命に関わる看護師削減は許せない。」とマイクを握り切実に訴えました。
住民の立場からも、「住民にとって身近な中小病院に看護師がいなくなっては困る。国や県はどの病院にも看護師さんを増やすようにしてほしい。国は5年後に療養型病床を廃止するというが、患者は行き場を失う。患者いじめの医療改悪法をみんなで止めさせたい」「国はアメリカの言うとおりグアムの米軍移転費用などに3兆円近い出費をすすめている。税金の使い方を見直せば、医療と看護師不足は解消できる」など政府や自治体に対策強化を求める発言が続きました。
今回の「医師・看護師増やせ」を求めるナースウエーブにはたくさんの若い看護師さんもマイクを握り、あるいは行き交う市民に署名への協力を呼びかけました。最後に栄周辺を白衣で200名の参加者がパレードをおこないました。