【05.11.11】250組合7万人が決起(秋闘11.11全国統一行動)

11・11全国統一行動は、05秋闘の回答指定日翌日の統一行動です。看護師等の大幅増員要求を前面に、年末一時金、労働条件改善とともに、国公的医療を守る課題、医療制度改悪阻止、平和と憲法を守る課題を結合して掲げ、闘いに立ち上がりました。全日赤28単組・全労災31支部がストライキで決起したのをはじめ、約250組合・7万人がストライキや集会、宣伝行動などを行いました。

10日は全国で団体交渉が行われ、209組合に回答がありました。一時金の平均は2、079ヶ月+28337円、平均額は523173円で、月数では、約70%が昨年実績以上の回答を引き出しました。盛岡医療生協労組は、一時金の前年実績確保と同時に、看護師はじめ9名の増員を獲得しました。一方、「予算未達成」「診療報酬引き下げ」「収支の見通しが赤字」などを理由に、大幅切り下げ回答もあります。厚労省の医療経済実態調査では、病院経営は昨年より改善されています。秋闘での人件費削減攻撃を許さず、大幅増員で「安全安心の医療・介護を」をめざしてがんばりましょう。

公開:2005年11月11日   カテゴリー: